新発明

新発明

2001年1月、「正体不明の新発明」として報道されたセグウェイ。その実体は極秘でしたが、アップルのCEOやアマゾンのCEOが大絶賛したことで、まだ見ぬ新発明に多くの人が胸を膨らませたのです。そのおよそ1年後、2001年12月にセグウェイはその全貌を明らかにしました。

セグウェイの外観は、各々のイメージとは違えど「未来の車」と形容するのにふさわしいものでした。アクセルも、ブレーキも、座席すらなく、それでもスイスイと走るセグウェイのデモンストレーション映像を見て、子供の頃に思い描いた21世紀を感じ取ったのは私だけではないでしょう。

平行に配置された2つのタイヤ。その上にはプレートが渡されていて、ここに人間が立つことになります。プレートの中央からはポールが伸び、その先端はハンドルとなっています。ハンドルにもプレートにもアクセル、ブレーキはありません。セグウェイは操縦者の体重移動のみで縦横無尽に走ることができるのです。

デモンストレーションのおよそ3ヶ月後、2002年2月に、セグウェイ限定3台のチャリティーオークションを行いました。落札価格は10万ドル以上、日本円でゆうに1千万円を超えました。これを思うと2003年4月の一般販売での価格が日本円でおよそ90万円というのは、お得なのかもしれません。